どうもどうも、ぽてとです。
今回は滋賀県大津市で神社巡りをしてきたのでご紹介します。
主な目的地は日吉大社と近江神宮。どちらも初めての訪問です。
京都駅から出発
この日の旅は、京都駅からスタート。
朝の京都駅は観光客や通勤・通学の人々で賑わっていました。
駅近くのコンビニで軽く朝食を済ませ、JR湖西線に乗車。
目指すは比叡山坂本駅……のはずが、ついうっかり乗り過ごしておごと温泉駅まで行ってしまいました。

とはいえ、おごと温泉駅からの景色もなかなかのもので、琵琶湖が見渡せる素敵なロケーションに感動。
「寄り道も旅の醍醐味だよね!」と無理やりポジティブに捉えつつ、予定を修正して日吉大社へ向かいました。
日吉大社に到着

日吉大社は全国にある日吉・日枝・山王神社の総本宮で、2000年以上の歴史を持つ由緒正しい神社です。
比叡山の麓に広がる広大な境内には、約40の社が点在していて、じっくり見て回ると1時間以上かかります。

山王鳥居は、他の神社では見られない独特な形状が特徴で、その斬新さがとても印象的でした。

境内を進むと、朱塗りの西本宮と東本宮の拝殿が目の前に。
どちらも独特な「日吉造(ひえづくり)」と呼ばれる建築様式で造られており、屋根の形が特徴的です。
特に東本宮は、歴史を感じさせる佇まいが圧巻でした。

さらに、境内には大小さまざまな分社が点在していて、それぞれに異なるご利益があるとのこと。
中でも印象的だったのは、摂社の宇佐宮本殿。
ひっそりとした佇まいながら、凛とした雰囲気が漂い、まるで隠れたパワースポットのようでした。
牛尾宮への山道
日吉大社の本殿を巡った後、せっかくなので山の上にある「牛尾宮」へ向かうことに。
これがまたなかなかの山道。
「ちょっとしたハイキング感覚で行けるかな?」と思っていたのですが、考えが甘かったです……。
石段が続く急な坂道をひたすら登り、途中で「これ本当に行くべきか?」と迷うほどの道のり。
それでも頑張って登ると、木々の間から見える景色が素晴らしく、一気に疲れが吹き飛びました。

山の上にひっそりと佇む牛尾宮は、厳かな雰囲気に包まれており、「ここまで来てよかった……!」としみじみ。
日吉大社を訪れた際には、ぜひ牛尾宮まで足を運んでみることをおすすめします。
近江神宮で参拝

日吉大社を堪能した後は、そのまま歩いて近江神宮へ向かうことに。
近江神宮は、百人一首の聖地として知られる神社です。
天智天皇を祀っており、日本の時刻制度の発祥の地としても有名です。
また、近江神宮といえば「かるたの聖地」としても知られています。
毎年「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」が行われており、『ちはやふる』の聖地としても人気です。

近江神宮で一番印象に残ったのは、何といっても本殿でした。
歴史を感じる落ち着いたデザインで、自然の木の色合いや木目の美しさがとても印象的でした。
シンプルながらも威厳があって、ずっと眺めていたくなるような佇まいでした。
アクセス
日吉大社へのアクセス
- 住所:滋賀県大津市坂本5-1-1
- 電車の場合:JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩20分、バスで「日吉大社前」停留所まで5分です。
また、京阪電車「坂本比叡山口駅」から徒歩約10分でもアクセス可能です。
近江神宮へのアクセス
- 住所:滋賀県大津市神宮町1-1
- 電車の場合:JR湖西線「大津京駅」から徒歩10分、京阪電車「近江神宮前駅」から徒歩7分です。
まとめ
日吉大社から近江神宮まで歩き、たっぷりと歴史と文化に触れた一日。
「また来よう!」と思わせてくれる、素敵な神社巡りの旅となりました。
次回はもっとじっくり、周辺のグルメや温泉も楽しみながら巡りたいと思います。
皆さんも、ぜひ日吉大社と近江神宮の魅力を味わいに行ってみてはいかがでしょうか。